地デジやBSアンテナ工事など、電気工事を業者に依頼する時は複数の見積もりを取らないとボラれる事がある
インターネット回線をジェイコムからぷらら光に移行するために、色々と計画、準備を進めました。
過去記事はこちら → 通信速度は不安定、応答速度はいつも遅いのでJ:COMから他の回線に乗り換えようかと検討中、というか換えます
その準備のひとつとして、地上波デジタル放送とBSデジタル放送を、アンテナを取り付け工事して視聴できるようにする計画を進めています。
まず地デジ、BSアンテナ工事の見積もりを「電気の110番救急車」というWEBサイト経由で、とある個人ぽい業者に依頼
アンテナ工事は、なんとか頑張れば自分で全て工事できるのですが、今回の私の環境では、二階の屋根に登らないと電波の受信が良くなさそうなので、さすがに業者に依頼しようと思い見積もりを取りました。
適当にネットでアンテナ工事の見積もりを依頼できるところを探し、手軽に依頼してみました。「電気の110番救急車」というところです。おそらく色んな業者と提携している会社なのでしょう。見積もりは無料でした。
見積もり当日、なかなかヤンチャそうなあんちゃんがアンテナ工事の見積もりに来てくれました。若干心配でしたが、人は見た目で判断してはいけません。
とりあえず家の周りを確認して、アンテナ線の引き込み場所を確認。現在ジェイコムケーブルテレビの線が引き込まれている場所から、屋根裏に線が引かれており、そこにブースターがあり、分配器で各部屋にテレビの線の同軸ケーブルが通っていると説明しました。イメージは下記の通りです。
すると、アンテナ工事見積もりのあんちゃんは、家の中は確認せずに外回りの確認だけで見積もりを終え、「後で電話で見積もり金額をお伝えしまーす。」と、去って行きました。
うーむ。出来れば紙の見積もりをもらいたかったのですが、あと地デジの受信感度のチェックもしてないし…。外回りの確認も適当だったので、依頼しても見積もり書出してくれるか微妙な感じだったので言うのをやめました。
見積もりから4時間後位に、見積もり結果の電話がかかってきました。最初、電話に出られなくて、折り返しこちらから「先程アンテナ見積もりをお願いした〇〇です」と電話すると、一瞬こちらを見積もり依頼した人だと認識してもらえませんでした。
さっき依頼したばかりじゃんと思いましたが、それはおいといて早速見積もりの金額を聞きました。見積もりの内容は下記の通りです。
- 地デジ用UHFアンテナ代 42,000円(多分ブースター料金も込み)
- 地デジ工事費用 38,500円
- BSアンテナ代 15,500円
- BSアンテナ工事費用 21,500円
税込み合計117,500円
いやー。高いですね。アンテナ工事って本当にこんなにするんでしょうか?
ブースターのことは何も言っていませんでしたが、多分含まれているでしょう、含まれていないならさらに高くなるのでさすがに高すぎです。
とりあえずこの工事価格が高いか安いかは、他の業者にも見積もりを頼まないと分かりません。あんちゃんがぼってるかどうか確認するためにも、お得魂に火がついた私は他の業者に見積もりを依頼することを決意しました。
ノジマでアンテナ工事の見積もり依頼
後日、別の場所でアンテナ工事見積もりを依頼するために、まずノジマ電機に行ってみました。
見積もりしてるか聞いたところ、していたので、依頼したのですが、ノジマでは見積もりにもお金を取っていました。2千円です。
お金取るならしっかり見積もりしてもらわないと困るね、と思いながら依頼しました。
別日に工事見積もりの業者がいらっしゃいました。
ノジマより依頼を受けた今回の業者さんは、工事見積もり作業の中で、ちゃんと地デジの受信状態を確認してくれました。
確認の結果、地デジの受信状態が悪く、保証できないと言うことで、BSアンテナ工事の見積もりのみ作成してもらいました。
今回、私の場合は、アンテナを自分で購入してBSアンテナのみ最終的に取り付けてもらうことになったのですが、自分で購入したアンテナを別料金無しで取り付けてくれる業者はここだけでした。
もっと探せばあるとは思いますが、料金の安さ、工事担当者の印象の良さでノジマ電機経由の業者さんにお願いしました。
ちなみに今回、私が自分で購入した部品代と別で、工事料金として最終的に支払った金額としては、BSアンテナ取り付け工事料金の22,000円と、見積もり料金の2,000円ですが、この記事の参考にならないので、下記に担当者に聞いた参考金額を記載します。実際の工事内容の記事は別で掲載します。
- 地デジ用UHFアンテナ代 24,200円~(部品、取付工事込み)
- BSアンテナ代 24,300円~(部品、取付工事込み)
- 地デジ、BS用ブースター 44,000円
税込み合計92,500円~ (工事内容で若干の金額の変動あり)
地デジとBSアンテナの工事料金としてはいい感じですが、ブースターがちょっと高いですね。
ただ最初に依頼した工事見積の料金よりは安く工事できそうです。
カインズホームでアンテナ工事見積もり依頼
ノジマで見積もり依頼をした同時期位にカインズホームでもアンテナ工事の見積もりを依頼しました。
見積もりをしているか店舗で確認したところ、していたのでアンテナ工事を依頼しました。こちらは見積もり無料でした。
台風の影響などで予定した日より一週間後の別日に工事見積もりの業者がいらっしゃいました。
カインズホームより依頼を受けた業者さんは、家の外の同軸ケーブル引き込み場所の確認と、家の中のブースターと分配器の場所を確認しましたが、地デジ電波の受信感度確認はしませんでした。
後日、見積書が家に届きました。見積もりの内容は下記の通りです。
- TVアンテナ新設工事 93,500円
税込み合計93,500円
すごくざっくりですね。見積書だけを見てもなんの部品があるのかさっぱりわかりません。地デジアンテナ、工事部品、ブースターは含まれていると電話で確認が取れました。
備考欄に「BSアンテナだけカインズで購入して頂く必要有」とあったので、別で9,000円位の費用が発生するかもしれません。あとテレビに付ける地デジとBSの電波を分ける分波器は1つのみ含まれており、2か所目以降は1つ5,500円みたいです。自分で買っといた方がいいですね。
電翔でアンテナ工事見積もり依頼
最後に、株式会社電翔でアンテナ工事の見積もりを依頼しました。
ホームページでアンテナ工事専門を掲げていて、アンテナに関する色々な情報も提供しているので良さそうだなと思い、無料お見積りフォームから申し込みました。結果として見積もりは無料でした。
後日、オペレーターより見積内容の確認と、見積日、工事する場合の予定日等の日程調整の電話があり、見積もりの予定日を決めました。ジェイコムから光回線への切り替えでアンテナ工事を予定していること伝えると、おすすめの光回線の営業案内をしてよいか聞かれましたが、すでに移行する光回線は決めていたので断りました。
見積もり予定日に業者がいらっしゃいました。
電翔の場合、依頼された業者がきたというよりは、直接会社の工事担当が見積もりにきた感じでした。
一番気になっていた地デジの電波受信状況を、屋根の上まで登って計測してくれたのでかなり好印象でした。やはりしっかり確認をしてくれる業者は印象が良いですね。
確認の結果、やはり地デジ電波の受信が良くないということで、工事の見積もりとしてはBSのみの見積もりとなりました。4KBSアンテナ一式とブースター込みで52,600円ということでしたが、またこの記事の参考にならないので、下記にオペレーターに聞いた参考金額を記載します。
- BS、UHFアンテナ工事一式 65,800円(ブースター込み)
税込み合計65,800円
普通に地デジとBSアンテナの工事を依頼する場合には一番安い見積もり金額となりました。
各種アンテナ、ブースター込みでこの値段ということなので、私も自分でアンテナやブースターを購入しなかったら、おそらくこの会社で工事依頼をしていたと思います。
上記の金額は、私が今回想定していた一番料金の安い八木式UHFアンテナと4K対応じゃないBSアンテナの料金なので、デザインUHFアンテナや、4K対応BSアンテナ、ブースターを選択したい場合は少し値段が高くなります。
ちなみに地デジアンテナ、BSアンテナ、ブースターを持ち込みの場合は、1つにつき-3,000円だそうです。あんまり値引きないので普通に工事でまとめてもらった方がお得です。
まとめ
今回、頑張って4社に見積もりを依頼しましたが、一連の見積もりを通して思ったことは、同じアンテナ工事であっても会社によって見積もりの際に確認することも違うし、提案の内容も違う、見積もり料金の出し方も違う、料金ももちろん違うので、ある程度自分でしっかり調べて信頼できるところに依頼しないと損するし安心できないなということでした。
そもそも地デジの電波を確認しないで見積書を出してくる業者は、実際に工事した後にテレビがまともに映らなかった場合はどうすんのかなと思いました。
そんなもんですよと言って終わらせるのか、返金でもするのかな?
とりあえず、今回の結論としては、テレビアンテナ工事を専門として宣伝している「株式会社電翔」という会社が、きちんと見積もりで電波調査を行い、なおかつ工事料金もリーズナブルという結果になりました。
私は今回、単純にテレビ工事の興味がわいてきて、BSアンテナやUHFアンテナ、ブースターを購入し色々試してみました。それを使用しないともったいないので、持ち込みでの料金が一番安かった「ノジマ電機」で依頼しましたが、こちらも電波調査はしてくれていたので好感触でした。工事の記事は別であげます。
これから工事を依頼される予定の方も、ある程度の情報収集を行い、信頼できる工事業者を見つけてください。さすがに3社以上の見積もりを取るのは大変なので、ひとまず2社くらいをお勧めします。適当に1つだけだと最悪の場合ぼったくり価格もあり得ます。以上、ご報告でした。